3つの敗戦からの個人的な教訓
GOLDに移籍してから、何回か、要塞大戦に参戦させてもらってます。
私は基本、防衛側のパーティーでのフェニックスナイトとして参加させてもらっています。何回かやった中で、特に負けた試合で学ぶことが多かった3試合について、動画を見直した後の自分用のメモも兼ねて書いておきたいと思います。
本当は動画も載せちゃいたいとこなのですが、相手側の戦略とかもあるでしょうから、ちょっと様子見で載せるのを控えております。
人数差のある戦闘での防衛
某有名血盟の3分隊の1つと(A軍とします)、ランダムマッチで当たりました。
結論から言うと、人数差も戦闘力差んも大きく、どうやっても厳しかったと思いますが、それでも学ぶべきところがありました。
序盤、A軍側がまずバフをおさえ、GOLD側がバフを抑えるのが遅れました。私はバフに行っていなかったので見れてませんが、A軍は、かなりうちらの方にも圧力かけてたのだと思います。
大事だったのは、それとほぼ並行するようにして、A軍はセオリー通りのリスポとは違う側(つまり私たちのリスポ側)に一度攻めて、両方の防御塔を一気に折ってきました。
GOLD側は、開幕、敵リスポ側に主力をおいて攻め上っていたこともあり、私たち防衛陣の反応も遅れました。
で、そちらに意識が回って、自軍リスポ側に回ったら、今度は、両バフ抑えたA軍が、まとまって反対側の防御塔に一気に攻めてきてました。
我々の側は、元々数がA軍よりも少ない上に防衛の意識も両方に分散していたので、攻め上がってくるA軍に一気に押し切られて、門をあっさりこじ開けられてしまいます。ここ、かなり私たちは上に下にと上手に振られている感じがしました。
こうなると、両方の門が開いて、両バフとられ、かつ防衛の意識も両方にやや分散した状態で、人数差があったので、かなり詰みに近い状況となってました。実際、最後の方は若干リスキルに近い状況に持ち込まれます。
こういう苦しい展開の時ほど、防衛側はまとまっていかないと、一人一人が復活して戻っても、集団でボコられて潰されてしまうだけになるのですが、劣勢で焦っていると、そういう声掛けがなかなかできません。劣勢で、焦ってしまう時ほど、声かけ合ってきちんとまとまって殲滅し返すということができないといけないということを学びました。
また、そもそも、防衛としては、敵のまとまりが、どっちから来ているのかをいかに早く察知して、こちら側も「まとまりとして」対応できるかが大事だなと思いました。前々から言われていることだと思いますが、なかなか実践は難しい。
エヴァスセイント複数枚の盟主パテ
15人対15人のマッチングで、お相手してくれた血盟さん(B軍とします)と、2連戦で戦うことがありました。そこに、2連戦で両方とも負けてしまいました。
この2試合は、3次職環境の面白さを体験させてもらえた戦いでした。
1試合目。
序盤のバフのとりあいという意味で言うと、むしろこちら側の方が有利に進めてました。
が、まず第1の問題は防衛側の私が、敵盟主を全然とらえることができなかったことから始まりました。これはもうほんと、練習しかないっすね。
ほぼ1パーティvs1パーティーの状態で、防御塔を背にして戦っていたのに、スルリスルリとかわされて、ヴェンジェンスがきまりません。その間、がっつり防御塔を削られ、最終的には両方折られてしまいました。
この時点ではきちんと気付けていませんでしたが、B軍の盟主パーティーは、エヴァステンプラーの盟主に、エヴァスセイントが3人いるという異色のパーティー構成で、しかも、B軍はほぼ全員がペンギンコスチュームでそれを分かりにくくしてました。このため、耐久力がある理由にも、最初の時点ではそもそもよく気付けてませんでした。
GOLD側がB軍の防御塔折るのよりも早く、城門をこじあけられてしまったせいで、ここからつらい防戦が始まります。
こじあけられてしまってからもさらに、足の速いB軍盟主の動きにそもそも私はついていけず、易々と刻印を許してしまいます。しかも、焦って、無敵状態の相手にスキルを使ってしまうということを何度か繰り返します。
これだけでも十分苦しいのですが、そこへ来て、この3人のエヴァスセイントというのが非常に厄介でした。どうしても防衛側の意識は盟主に行くのですが、その周りをこの3人のエヴァスセイントがふわふわと動き回り、上手に回復を入れていきます。
そして、ようやく盟主を落としたと思っても、リザレクションをしてきます。
しかも、1人のエヴァスセイントが落とされても、他のエヴァスセイントがその人を復活させるので、その相互援助の中、B軍側は盟主パテがGOLD側の陣地にかなり長い時間滞在し、それを私たちがなかなか殲滅できないという状態が続きました。
結果、こちらも防御に人を割かざるをえず、その間にかなり刻印秒数を稼がれる、ということに。
最終的には、死に戻りの時間が長くなったところで刻印しきられて負けてしまいました。
2試合目。
「エヴァスセイント3人がいるエヴァステンプラー盟主パテ」というB軍側の基本戦略は分かっていたのですが、すぐの試合だったので、そのまま突入。
B軍側は、今度は1パーティーではなく、2パーティーを防御塔折りに投入してきました。結果、1試合目よりも早く防御塔を折られてしまいます。
ただ、GOLD側も、先の試合をふまえ、B軍側にもっと早い段階からプレッシャーかけて、刻印秒数とらないと、ということで、無理に2バフを狙わずに、早期に防御塔を折りに行っていました。
このため、刻印のアナウンスが双方からコンスタントに聞こえてくるという意味で、先の試合よりはよく戦えていました。
私自身は、先の試合で自分が倒れて復活を待っている間に刻印しきられたというのがあるので、より生き延びることを意識しつつ、聖物近くまで押し込まれている状況下では、むしろそこで戦うよりも、なるべくそこから、盟主もしくはエヴァスセイントをはがす、ということを意識して、ヴェンジェンスを使ってました。
先の試合よりは、少し敵の邪魔は出来ていたようには思えますが、しかし、引きはがしたところで、落としきれなければ再び聖物周りに戻っていくだけなので、やはり厳しかったです。
結果、また、私も含めて防衛陣が倒れている間に刻印しきられてしまいました。
おそらく、B軍側の盟主パテの人たちと私の戦闘力の差もかなりあったとは思うのですが、この2連戦は、3次職環境下でのエヴァスセイントのリザレクションの怖さをよく教えてくれました。また、それが複数いるパテは、きちんと殲滅する力が防衛側にないと、ずぶずぶの展開になる、というのがよく分かりました。
今回のは15 vs 15という環境だったので、30 vs 30で同じような戦略がとれるのかはまた違うのかもしれませんが、個人的には、自分の下手さも含めて、かなりしてやられた感じがしたので、悔しいと同時にかなり面白かったです。
相手にもよりますが、防衛の殲滅力はかなり大事だなと思いました。
あと、本質ではありませんがこの日、私は普段ほとんど要塞戦では使わないミサイルをメテオの代わりに入れてみていたのですが、やっぱダメでした。
チームとしては、刻印秒数で勝つつもりの場合は、いかに早く防御塔を折って刻印を稼ぎ始めるかが、結果として、相手へのプレッシャーにもなることにもなり、大事だなということが分かってきました。
勝ったほうが気持ちはもちろんいいですが、こういう、色々学べる敗戦もまた楽しいもんです。